老衰でお空に逝った☆柴犬のきりちゃんのお話

仕事帰り夜の10時にきりちゃんと毎晩出会ったお話です

20代前半の若いお姉ちゃんが毎晩ひとの赤ちゃんバギーに高齢犬をのせて

お散歩していました。バギーはボロボロでかなり錆びてタイヤも壊れていた

近くに行くとバギーに柴犬のおばあちゃんが顔を上げて舌を出して

うつろな感じで乗っていました、押している飼い主さんは21歳のお姉ちゃん

老齢犬の名前はきりちゃん女の子、きりちゃんと同じ目線でしゃがみ込み お散歩する

お姉ちゃんの姿に私はとても感激しました

バギーの横にしゃがみ込み信号が青になるとしゃがんだまま信号を渡るんです、

ある時 信号で止まっていたので、毎晩偉いねと声を掛けました

私は 必ずきりちゃんにも 声を掛けます。

きりちゃんは、私を見てう~とお返事してくれました

ある時きりちゃんのおねえちゃんと、お話しする機会が有りました

きりちゃんの面倒見てて おねえちゃんは偉いわねと声を掛けました.。

きりちゃんは17歳だそうです、幼い時からきりちゃんが大好きだったそうです.

最後まで見届けたいと お母さんに申し出たそうです.

学校から 帰ったらずっときりちゃんと一緒に過ごして 家の周りをバギーでお散歩します。ある夜 きりちゃんのおうちの裏口を通った時 きりちゃんのお兄ちゃんらしき人が

本当にゆっくりゆっくり きりちゃんを見守る様に、お散歩してました

きりちゃんも お兄ちゃんに答えたように 一生懸命歩いていましたね

きりちゃんはゆっくり足を交互にして本当にゆっくり歩きました.

私はずっと遠目できりちゃんと お兄ちゃんを見ていました。

その姿は今も忘れられないです.。

それは きりちゃんに とって至福のときだったよ.うに思います

そしてしばらくしたら、お姉ちゃんにも きりちゃんにも会わなくなりました。

きりちゃんは あれから間もなくお空に逝ったのだと思います

お姉ちゃんにも会わなくなりました。

見掛けてもきりちゃんが居なければ分からないかもしれないけど。

でもあれから6年の時が過ぎました、もしかしたら、きりちゃんのお姉ちゃんはお母さんになられているかも知れない、それとも新しいわんこに巡り合えたかも。

幸せなわんこ、きりちゃんのお話でした。

コメント